はじめに
ライブカメラとかウエブカメラとかネットワークカメラは、今から20年前くらいに出現しただろうか。カメラをネットワークに繋ぐことで遠く離れたところからカメラに写る画像を盛ることが出来るようにしたものです。最初の試みはアメリカの学生か研究所か。コーヒールームに行くとコーヒーメーカーにコーヒーがたっぷりのこともあれば最後のいっぱいしかなくて、これは暗黙のルールで最後に空けた人が次のコーヒーを用意する。運不運がある。誰かが、コーヒーメーカーにカメラを向けてネットに流すようにした。満タンになったら美味しいコーヒーを飲みにいくと言うものだ。まあ、倫理観の低いガイのアイデアだった。そもそもインターネットは楽をしたいだけで頑張る人の成果物だからしようがない。
ライブカメラは、良くも悪くも監視装置だ。同時に遠隔ビデオ装置、簡単な放送装置にもなる。交通渋滞の様子。河川の水量。天候。町や店の混雑。動物やペットの観察。覗き見。盗撮。防犯上の監視。植物・農作物の育成状況。景勝地の景色。スポーツ、レジャー、イベントの中継。動的ライフログ(ヘッドギア、自転車、クルマ)。静的ライフログ(リビング、ガーデン)。個人ライブビデオ放送(音楽、教育、趣味)。グーグルグラスの普及は誰もが常に監視し監視される時代を迎えることを意味する。
ネットワークに乗せられたビデオ情報は適当な方法論で再評価・再構成されることになるだろう。超監視社会が更に強固なものになるわけだ。あらゆるものから匿名性が引き剥がされることになる。シャイな日本人には住み難い社会が待っている訳だ。
(キーワード)
- 定点観測カメラ。
- ウエアラブルカメラ
- 世界の有名なライブカメラ
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ネットワークカメラ
留守番ペットの見守りカメラ:今ならこの2機種が手ごろ。でも、余ったiPhoneを適当に立てかけておいても済むかもしれない。
- 3万円
- 2011年10月リリース
- 4万8千円
- 2013年10月リリース
- https://www.planex.co.jp/support/download/cs-w70hd/
- https://www.planex.co.jp/support/download/cs-w70hd/pdf/CS-W70HD_Manual_V1c.pdf
如何わしい盗撮カメラに注意
覗き見、盗撮は人権侵害になり犯罪です。機器を設置することも、映像を見たり見せたりすることも犯罪です。売り買いなどはもってのほか。犯罪です。着替え室、トイレ、浴室などに限らず、特定の人、場所などを継続する場合、あるいは個人を特定できる場合なども駄目です。
ところが世界には男女とも馬鹿が多くてあちこちにカメラが仕掛けられ映像がネット上を流れています。そういうものを探し出してホームページ上などに公開すると当然追及されます。下手をすれば逆探知されて自分が炎上の憂き目にあいかねません。
中にはウイルスを忍ばせる目的のものもありますから、所謂アダルトサイト同様のリスクを持っていますので、うっかり中に入らないことです。
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